収穫したキャベツは予冷で日持ちが3倍違います。
最終ステップでは、予冷の方式選択から、調製・規格別出荷、そして後作に向けた圃場リセットまでを学びます。
ここまで完走できれば、独力で1作期を回せるようになります。
収穫したキャベツの球温は25〜30℃に達しており、このまま流通させると日持ちが極端に短くなります。 予冷で球温を5℃前後まで急速冷却することで、日持ち2〜3倍を実現。さらに圃場のリセットで、次作の連作障害を未然に防ぎます。
「予冷の必要性を理解せず、収穫後そのままトラック積み込み。流通中に品質低下し、市場でクレーム発生。
朝6時に収穫した球を、午後2時まで圃場に放置。球温が30℃を超え、予冷しても日持ちが取り戻せず。
「面倒だから」とL・M規格を混ぜて出荷。市場で「規格揃いが悪い」と評価され、単価が下がった。
収穫後の外葉・株元を圃場に鋤き込んで「肥料にする」と判断。翌年同じ畝で根こぶ病が大発生した。
同じ圃場でキャベツを3年連作したら、根こぶ病が深刻化して全滅。土壌くん蒸が必要になった。
収穫後の土壌診断を省略し、毎年同じ施肥を続けた結果、加里過剰・カルシウム不足が進行。次作で生理障害が多発。
12ステップを学び終え、夏秋どりキャベツ栽培の1作期完走に必要な知識と判断力を身につけました。
ここからは実践で経験を積み、次作・次々作と回数を重ねることで、より深い熟練に至ります。