| 月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
| 生育 | 播種 | 育苗(露地)→ 定植 | 初期生育 | ❄ 越冬 | 春の生育再開・球肥大 | 倒伏 | 収穫 | |||||
| 主要作業 | 播種・被覆 | かん水・剪葉 | 施肥・定植 | 除草① | 銅剤散布(べと病予防) | 追肥×2回 / 除草②③ | 病虫防除 | 根切り・乾燥 | 収穫・調製 | |||
- 条間 24 cm・株間 10〜12 cm
- 畝幅 140〜150 cm(畝高20cm)
- 1ha = 22〜26万株 / 66畝
- 一番外側(古い)の葉の基部まで土をかぶせる
- 新しい葉の基部以上に土をかぶせると生育障害
- 定植深さが収量を左右する
(苗半作)
気温15℃程度・多雨で2次感染拡大。越冬株からの分生子飛散。
ダコニール1000・リドミルゴールドMZ・ザンプロDMフロアブル等
積雪前+融雪後に銅剤予防散布。罹病株抜き取りで2次感染防止。
秋まきは春まきより発生期間が短く被害は軽い傾向
トクチオン乳剤・ディアナSC・ファインセーブフロアブル
10〜15日間隔でローテーション散布
食害痕からタマネギ腐敗病菌が侵入→殺虫剤との併用が必須
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
| 生育 | — | 🏠 ハウス育苗(60〜80日) | 定植 → | 圃場生育期(梅雨と重なる) | 球肥大・倒伏 | 収穫 | ||
| 主要作業 | — | 播種・被覆・温度管理 | かん水・剪葉・融雪剤 | 施肥・定植・除草① | 殺虫剤開始・除草② | 病虫防除集中・除草③ | 病虫防除継続 | 根切り・乾燥・収穫 |
融雪対応
積雪地域では融雪剤を使用し圃場の準備期間を確保
定植遅れは直接減収につながるため積極的な融雪作業を推奨
施肥量(全量基肥)
窒素 15 kg/10a(速効性肥料)
りん酸 15 kg/10a
加里 15 kg/10a
緩効性肥料は使用不可
耕起・畝立て
砕土率を高めるためゆっくり丁寧に耕起
施肥・耕起ムラに注意
畝幅140〜150cm・株間10〜12cm・4条植え
5月上旬(郡山)〜5月下旬(盛岡)。南ほど早い。
10頭/株で商品収量が低下。7月まで個体数が増加。
トクチオン乳剤・ディアナSCを中心に
10〜15日間隔でローテーション散布
収穫前に感染→収穫後〜貯蔵中に症状が顕在化
コサイド3000(水酸化第二銅)・マテリーナ水和剤・カスミンボルドー
梅雨期は収穫直前まで継続散布
殺菌剤散布のみでは不十分。アザミウマ防除を省略すると腐敗球が激増する(2017〜2018年実証)
| 月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
| 生育 | 圃場準備 | 播種・出芽 | 初期生育 | ❄ 越冬(生育緩慢) | 生育再開・球肥大 | 倒伏 | 収穫 | |||
| 主要作業 | 耕うん・砕土・pH調整 | 直播機で播種 | 中耕除草①・除草剤 | — | 越冬管理 | — | 中耕除草②・追肥 | 防除開始 | 病虫防除・倒伏 | 根切り・収穫 |
- 溝底は地温の変動が小さく土壌水分が保たれ出芽が安定
- 溝は畝の上にあるため降雨後も速やかに排水し湿害を回避
- 生育とともに溝は浅くなり、自然に培土された状態になる
- 播種深さ:畝上面から 5〜8 cm(種子の覆土 約2 cm)
- 施肥深さ:畝上面から 8 cm 一定・種子と肥料の間隔 1〜2 cm
- リン酸を種子直下 幅3〜4 cm に局所施用
- 畝幅 150 cm 以上・条間20または24 cm・4条
ロータリ
同時成型
直下施肥
ベルト式播種
(オプション)
- 耕うん・畝立て・リン酸直下施肥・溝畝播種・粒剤散布を1工程で実施
- (株)クボタ販売/参考価格 178万円(令和5年10月)・適応トラクタ 28PS〜
- 作業速度 0.4〜1.0 km/h(作業時間 約1.0〜2.0 h/10a)
3つの基盤技術を1工程で
溝畝播種+リン酸直下施肥+畝立て播種を同時に実施
耕うん・畝立て・施肥・播種・粒剤散布まで1パスで完了
慣行の畝立て栽培より出芽と生育が安定
経営への効果
育苗・移植が不要で作業時間を約24〜36%削減
育苗ハウス・土詰め機・移植機等の投資が不要
固定費・変動費が移植栽培より少なく規模拡大が容易
導入が見込まれる対象
畝立てを行う本州以南(瀬戸内等を除く)
新規にタマネギ栽培を始める経営体
労働力・育苗ハウス制約で規模拡大できない経営体
ネキリムシ・タネバエの食害は出芽直後に被害が拡大しやすい。
ダイアジノン粒剤5を播種時に同時散布(作条混和または全面土壌混和)。
ネキリムシ類はガードベイトA・アクセルベイトの株元散布も有効。
食害痕から病害性細菌が感染。中生・晩生品種は特に注意。
トクチオン乳剤・ディアナSCを主体に、使用回数を守り定期散布。
収穫が遅い品種ほど被害期間が長く、防除がより重要になる。
播種前の雑草対策
雑草の発生が少ない圃場を選ぶのが基本
多い圃場は耕うんを繰り返し埋土種子を減らす
バスアミド微粒剤・プリグロックスL等で事前に枯らす
播種後の除草剤(2剤)
播種直後に使えるのはグラメックス水和剤・ゴーゴーサン乳剤の2剤
本州以南は生育期の広葉雑草用の茎葉処理剤の登録がない
中耕後に土壌処理剤を散布して対応する
中耕除草
乗用管理機+中耕除草機(深耕カッター・玉輪・レーキ)
条間20/24 cm に応じて部品の組合せを変更
初回は溝畝なら浅く入り、苗を掘り上げにくい(直播の利点)
収穫(秋まきと共通)
倒伏→根切り→乾燥の流れは秋まき移植と共通
直播は根張りが良く茎盤が剥がれやすい→収穫機の速度調整
業務加工用は根切り機・デガー+ピッカー回収が推奨
448穴セルトレイ育苗
1ha規模:448穴トレイ491〜590枚必要
育苗場所の目安:圃場面積の1/100(1a)
培養土 + マイクロロングトータル 40g/枚混合
培土・肥料設定
N 900mg・P 1,500mg・K 900mg per L
(育苗中の追肥は不要)
タマネギ種子は毎年購入。前年種子の発芽率低下に注意。
剪葉管理(徒長防止)
苗長13cm:先端1cmカット
苗長17cm:再度カット
定植3日前:16cm程度に。刃は1区画毎アルコール消毒。
栽植様式
畝幅140〜150cm・株間10〜12cm
条間24cm・4条植え
1haで22万〜26万株
定植苗の目標
出葉数3〜4葉・草丈25cm
葉鞘径4mm
全自動移植機:草丈17cm程度に剪葉後定植
定植深さ
一番外側(古い)の葉の基部が土で覆われる深さ
新しい葉の基部以上に土をかぶせない
定植精度が収量を大きく左右する(苗半作)
土壌pH管理
目標pH 6.0〜6.5。定植時に達成できるよう早めに石灰施用
極端な生育不良の際はまずpHを確認
りん酸は土壌中で移動が少なく不足しやすい
圃場選定と輪作
排水性の良い圃場を優先
水田転換初年目・排水不良地への作付は避ける
麦・大豆・トウモロコシで畑地転換後に作付推奨
収穫判断
80%倒伏から約1週間後に根切り
茎葉のハリが少なくなり保護葉が出始めたタイミング
根切り後10日程度で収穫機投入
通風乾燥
コンテナ10基/回・1週間で出荷可能な乾燥状態に
50t(1ha相当)は5回(5週間)の処理が必要
圃場乾燥を先行させれば3日以内に短縮可能
機械体系と設備
大規模(10ha〜):乗用型全自動移植機+大型ピッカー 計1,200万円程度
中規模(3ha〜):歩行型+小型ピッカー 計600万円程度
調製機(タッピング)+選別機 各約200万円
春まき専用品種(ガイア・マルソー・トタナ)は抽台リスクがあるため秋まきには使用不可。
① 育苗期間作業
② 播種作業
③ せん葉作業
④ 定植作業(圃場準備以降)
⑤ 収穫・乾燥作業
⑥ 予備
動画追加予定
| 県名 | 都市名 | 5℃未満になる日 | 播種日 | 定植日 | 育苗期間(日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島県 | 福島 | 12月11日 | 9月10日 | 10月30日 | 50 |
| 白河 | 12月4日 | 9月2日 | 10月23日 | 51 | |
| 若松 | 11月30日 | 9月1日 | 10月19日 | 48 | |
| 小名浜 | 12月30日 | 9月21日 | 11月14日 | 54 | |
| 宮城県 | 仙台 | 12月11日 | 9月10日 | 10月31日 | 51 |
| 気仙沼 | 12月2日 | 9月1日 | 10月22日 | 51 | |
| 亘理 | 12月10日 | 9月8日 | 10月29日 | 51 | |
| 古川 | 11月30日 | 8月31日 | 10月20日 | 50 | |
| 山形県 | 山形 | 11月30日 | 9月2日 | 10月20日 | 48 |
| 酒田 | 12月11日 | 9月10日 | 10月31日 | 51 | |
| 新庄 | 11月24日 | 8月28日 | 10月15日 | 48 | |
| 鶴岡 | 12月10日 | 9月9日 | 10月29日 | 50 | |
| 岩手県 | 盛岡 | 11月21日 | 8月25日 | 10月12日 | 48 |
| 一関 | 11月29日 | 9月1日 | 10月19日 | 48 | |
| 二戸 | 11月18日 | 8月21日 | 10月9日 | 49 | |
| 宮古 | 12月3日 | 8月31日 | 10月22日 | 52 | |
| 秋田県 | 秋田 | 12月2日 | 9月3日 | 10月23日 | 50 |
| 大館 | 11月18日 | 8月23日 | 10月9日 | 47 | |
| 横手 | 11月25日 | 8月29日 | 10月16日 | 48 | |
| 青森県 | 青森 | 11月26日 | 8月29日 | 10月17日 | 49 |
| 弘前 | 11月22日 | 8月26日 | 10月14日 | 49 | |
| 八戸 | 11月27日 | 8月29日 | 10月18日 | 50 | |
| むつ | 11月24日 | 8月25日 | 10月15日 | 51 |
| 県名 | 都市名 | 定植日(8℃超) | 播種日(60日前) | 最深積雪0cm日 | 融雪の必要性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島県 | 福島 | 3月30日 | 1月29日 | 3月17日 | — |
| 白河 | 4月5日 | 2月4日 | 3月20日 | — | |
| 若松 | 4月7日 | 2月6日 | 4月3日 | ○ 融雪必要 | |
| 小名浜 | 3月24日 | 1月23日 | 積雪無 | — | |
| 宮城県 | 仙台 | 4月2日 | 2月1日 | 3月17日 | — |
| 気仙沼 | 4月11日 | 2月10日 | — | — | |
| 亘理 | 4月4日 | 2月3日 | — | — | |
| 古川 | 4月9日 | 2月8日 | 3月24日 | — | |
| 山形県 | 山形 | 4月6日 | 2月5日 | 4月3日 | ○ 融雪必要 |
| 酒田 | 4月4日 | 2月3日 | 3月22日 | — | |
| 新庄 | 4月14日 | 2月13日 | 4月20日 | ○ 融雪必要 | |
| 鶴岡 | 4月4日 | 2月3日 | — | ? データ無 | |
| 岩手県 | 盛岡 | 4月13日 | 2月12日 | 4月5日 | — |
| 一関 | 4月7日 | 2月6日 | 3月18日 | — | |
| 二戸 | 4月16日 | 2月15日 | 4月3日 | — | |
| 宮古 | 4月11日 | 2月10日 | 4月5日 | — | |
| 秋田県 | 秋田 | 4月8日 | 2月7日 | 3月25日 | — |
| 大館 | 4月15日 | 2月14日 | — | ? データ無 | |
| 横手 | 4月12日 | 2月11日 | 4月14日 | ○ 融雪必要 | |
| 青森県 | 青森 | 4月13日 | 2月12日 | 4月16日 | ○ 融雪必要 |
| 弘前 | 4月13日 | 2月12日 | 4月15日 | ○ 融雪必要 | |
| 八戸 | 4月13日 | 2月12日 | 4月3日 | — | |
| むつ | 4月18日 | 2月17日 | 4月14日 | ○ 融雪必要 |