定植適期
8℃超
日平均気温
定植苗:出葉数
3〜4 葉期
草丈25cm
栽植密度
22〜26万株
/ ha
株間
10〜12 cm
条間24cm・4条
定植深さ
一葉基部
まで覆土
1育苗管理 2圃場準備・施肥 3定植 4病害虫防除 5雑草防除 6収穫・乾燥
⚠ 春まき最大のリスク:定植の遅れ
春まきは定植後から収穫までの期間が約3ヶ月しかない。定植が1週間遅れると生育量が不足し球重が直接低下する。秋まきと異なり「追いつく機会」がない。
📅STEP 1 — 定植タイミングの確認
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日平均気温8℃超に達したら速やかに定植

⚠ 積雪地は融雪剤で強制的に前倒し

気温が低すぎる状態での定植は活着不良の原因になるが、8℃に達したら即座に定植する。圃場への定植が積雪等で遅れそうな場合は融雪剤(塩化カルシウム等)の散布を積極的に行い、作業期間を確保する。

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定植の判断基準
地域の日平均気温平年値から目安日を事前に把握しておく(農研機構 表Ⅰ-3参照)。当年は気象予報アプリ等で実際の気温推移を確認しながら判断する。
融雪作業(積雪地域)
平年値で定植1週間前まで積雪が残る地域(山形・横手・青森・むつ等)では、定植2週間前から融雪剤を散布して圃場の雪解けを促進する。コストがかかっても定植遅れより安上がり。
🚜STEP 2 — 定植作業
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定植苗の確認と全自動移植機の設定

全自動移植機:草丈17cm以下が条件
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定植適期苗の目標
出葉数:3〜4葉期(本葉4枚目が展開中)
草丈:25cm(移植機使用時は剪葉して17cm程度)
葉鞘径:4mm / 根鉢が十分に形成されていること
📏
定植深さ:一葉基部まで
一番外側(古い)の葉の基部が土で覆われる深さ。新しい葉の基部以上に土をかぶせない(生育障害の原因)。移植機の深さ設定を定期的に確認する。
定植直後に除草剤(グラメックス水和剤)を散布
定植活着後すぐに1回目の土壌処理型除草剤を散布する。圃場の土壌が適湿状態のタイミングで実施する。
💡 定植精度が収量の土台:欠株(活着不良)は補植が難しいため、定植直後に圃場全体を巡回して確認する。根鉢が崩れた苗はすぐに補植する。
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栽植様式:畝幅140〜150cm・4条・株間10〜12cm

畝幅
140〜150 cm
条間 / 株間
24 / 10〜12 cm
1haあたり株数
22〜26万株
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大規模機械化体系での設定
大型作業機の作業効率を考慮し枕地(5m程度)と防除畝を適宜設定する。100m×100mの圃場に66畝・株間12cmで22万株が標準。
🤔現場の判断ポイント
⚡ こんな時どうする?
もし
定植後に活着不良・欠株が多い場合
根鉢が崩れた苗は活着に時間がかかる。定植後3〜5日以内に圃場を確認し、完全に枯れた株は補植する。翌年は育苗方式(遮根・ベンチ)と根鉢形成を改善する。
もし
定植が1〜2週間遅れた場合
病害虫防除のスケジュールを前倒しで見直す。球肥大期が高温期にずれ込む可能性があるため、収穫適期の判断(倒伏確認)を例年より注意深く行う。
作業チェックリスト
🔵 定植当日の確認
日平均気温が8℃以上に達していることを確認した
積雪地域では圃場の雪が十分に溶け、作業できる状態か確認した
苗が3〜4葉期・草丈17cm程度に仕上がっていることを確認した
移植機の定植深さ(一葉基部まで)を設定・確認した
🟠 定植後の確認
定植直後に圃場を巡回し欠株・深植えを確認した
圃場が適湿状態になったらグラメックス水和剤(100g/10a)を速やかに散布した