🔑 春まき防除の核心:アザミウマ→腐敗病の連鎖を断ち切る
① ネギアザミウマの食害痕にタマネギ腐敗病菌(バークフォルデリアセパシア)が増殖
② 収穫前に感染→収穫後〜貯蔵中に腐敗球として顕在化
③ 殺菌剤散布だけでは不十分。殺虫剤の定期散布が腐敗防止の核心。(2017〜2018年実証)
① ネギアザミウマの食害痕にタマネギ腐敗病菌(バークフォルデリアセパシア)が増殖
② 収穫前に感染→収穫後〜貯蔵中に腐敗球として顕在化
③ 殺菌剤散布だけでは不十分。殺虫剤の定期散布が腐敗防止の核心。(2017〜2018年実証)
防除体系の全体像
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定植時かん注:タマネギバエ+乾腐病の予防処理
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定植前後:ネキリムシ類対策(ガードベイトA〈ペルメトリン〉)
定植苗はネキリムシ類の被害を受けやすい。被害の出やすい場所に3kg/10aを株元散布する。
※タマネギバエは葉鞘基部(地中)を食害する地下部害虫で、登録殺虫剤での卓効が得にくく発生後の防除は困難(SOP第2版)。
※タマネギバエは葉鞘基部(地中)を食害する地下部害虫で、登録殺虫剤での卓効が得にくく発生後の防除は困難(SOP第2版)。
乾腐病対策:ベンレート水和剤(ベノミル)
100倍。セル成型育苗トレイ1箱(30×60cm、使用土壌約5L)当たり500mLかん注。定植前・1回以内。
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ネギアザミウマ:初発から収穫直前まで10〜15日間隔で定期散布
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春まきの最重要害虫。7月まで個体数が増加し続ける。殺虫剤を省略すると翌年腐敗球が急増することが実証されている。
防除開始タイミング
郡山(福島):5月上旬、盛岡(岩手):5月下旬。初発を確認したら即座に防除を開始する。南ほど早いため地域の発生情報を確認する。
推奨薬剤ローテーション
★主体:トクチオン乳剤(プロチオホス)1000倍 / ディアナSC(スピネトラム)2000〜2500倍
ローテーション:ベネビアOD(シアントラニリプロール)2000〜4000倍、アグロスリン乳剤(シペルメトリン)2500倍、リーフガード顆粒水和剤(チオシクラム)1500倍、ファインセーブフロアブル(フロメトキン)1000倍
発生に合わせ10〜15日間隔で散布。同一系統の連用を避けローテーションする。
※ダーズバン乳剤40(クロルピリホス)は登録失効のため使用不可
ローテーション:ベネビアOD(シアントラニリプロール)2000〜4000倍、アグロスリン乳剤(シペルメトリン)2500倍、リーフガード顆粒水和剤(チオシクラム)1500倍、ファインセーブフロアブル(フロメトキン)1000倍
発生に合わせ10〜15日間隔で散布。同一系統の連用を避けローテーションする。
※ダーズバン乳剤40(クロルピリホス)は登録失効のため使用不可
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殺菌剤:糸状菌性病害と細菌性病害を分けて対策
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糸状菌性病害(べと病・灰色腐敗病等)
定植後から茎葉部病害を対象に予防散布を開始。プロポーズ顆粒水和剤→ジマンダイセン水和剤→ザンプロDMフロアブル→ダコニール1000→リドミルゴールドMZ→アミスター20フロアブル→フロンサイドSC→トップジンM水和剤等をローテーション(多作用点→CAA→QoI→PPi等で系統を回す)。
細菌性病害(軟腐病・りん茎腐敗病等)
梅雨期(6月以降)は高温多湿で細菌感染が急増。コサイド3000(水酸化第二銅)・マテリーナ水和剤・カスミンボルドーを収穫直前まで定期散布継続。
散布体系例(盛岡・春まき)
作業チェックリスト
🔵 定植時の確認
ガードベイトA(ネキリムシ・株元散布)+ベンレート(乾腐病・かん注)を定植前後に実施した
シーズンの散布ローテーション計画(使用薬剤・回数上限管理)を立案した
🟢 5月〜7月の防除確認
アザミウマ初発時期(盛岡:5月下旬)に殺虫剤定期散布を開始した
殺虫剤を10〜15日間隔でローテーション散布している
梅雨期(6月以降)は銅剤・抗生物質剤を収穫直前まで継続散布している
各薬剤の収穫前日数制限を守って最終散布を実施した
農薬散布記録(農薬名・使用量・散布日)を記帳している