最重要期
播種直後
出芽期の食害対策
出芽期の害虫
ネキリムシ
タネバエ 他
同時散布剤
ダイアジノン
粒剤5・播種時
越冬後の害虫
アザミウマ
細菌病を媒介
病害対策
移植と同等
在圃期間は長め
1品種・播種時期 2圃場準備・出芽 3直播機・核心技術 4病害虫防除 5雑草・中耕
🔑 直播の病害虫防除の考え方
直播で最も注意すべき時期は播種直後〜出芽期。ネキリムシ・タネバエの食害対策が直播に特有の重点となる。出芽後(越冬後のネギアザミウマ・べと病など)は移植栽培とほぼ同じ体系で、在圃期間が長いぶん早め・継続的に防除する。
🐛STEP 1 — 播種直後〜出芽期の害虫(直播の重点)
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ネキリムシ・タネバエ — ダイアジノン粒剤5の同時散布

★ 直播特有の重点直播機の施薬部

出芽直後の食害は被害を大きくする可能性がある。直播機のオプション施薬部を使えば、播種と同時に粒剤を処理できる。

被害特性
ネキリムシやタネバエなど、出芽直後の食害は被害を大きくする可能性がある。
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同時散布で制御
ダイアジノン粒剤5の播種時同時散布(作条土壌混和または全面土壌混和)により、こうした被害を効果的に制御できる。
直播機の施薬部
直播機のオプション施薬部を使えば、播種と同時に粒剤を溝底(作条)へ混和散布できる。
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施用量の換算
施薬部で作条処理する場合、ダイアジノン粒剤5は袋に記載された全面施用量の15分の4が目安(4条・溝幅10cm・畝間150cmの場合)。
🔑 播種と同時に防除する:播種直後〜出芽期の食害対策は直播に特有の重点。直播機の施薬部での同時散布が基本となる。
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ネキリムシ類の補完防除

株元散布
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株元散布剤
同時散布はできないが、ネキリムシ類の対策としてガードベイトA(ペルメトリン粒剤)やアクセルベイト(メタフルミゾン粒剤)の株元散布が有効。
👀
早期発見
出芽後は食害の有無を見回り、被害が見られたら速やかに株元散布で対応する。
🐛STEP 2 — 越冬後の害虫:ネギアザミウマ
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ネギアザミウマと細菌病

⚠ 中生・晩生品種は注意

越冬後はネギアザミウマの防除が重要になる。この体系は秋まき移植栽培とほぼ共通。

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細菌病との関連
ネギアザミウマの食害痕から病害性細菌が感染すると報告されている。
注意する品種
特に収穫時期が遅い中生・晩生品種では注意する。
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対策薬剤
トクチオン乳剤(プロチオホス乳剤)やディアナSC(スピネトラム水和剤)の効果が高い。これらを主体に、使用回数の制限を守って定期的に散布する。
🔑 越冬後は秋まきと共通:越冬後のネギアザミウマ防除は秋まき移植とほぼ同じ体系。散布時期・薬剤ローテーションの詳しい体系は 秋まき ④ 病害虫防除 を参照。
🦠STEP 3 — 病害対策
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べと病など — 在圃期間の長さに注意

移植とほぼ同じ
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移植とほぼ同じ
病害対策は、現在のところ、ほぼ移植栽培と同じ。
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在圃期間が長い点に注意
ただし在圃期間が移植栽培よりも長くなるため、べと病の発生が激しい地域では、対策マニュアル等を参照してしっかりと防除する。
🔑 べと病の散布体系:べと病の散布体系・薬剤は秋まき移植と共通。具体的な散布体系例は 秋まき ④ 病害虫防除 を参照。
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農薬使用の注意

⚠ 必ず最新の登録を確認
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最新の登録情報を確認
農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認する。
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ラベルの記載に従う
製品ラベルに記載されている適用病害虫の範囲・使用方法・使用上の注意事項・最終有効年月を確認し、記載事項に従って使用する。
⚠ 薬剤名・使用基準は変わる
本ページの薬剤名・使用量は手順書発行時点のもの。実際の散布前に必ず最新の農薬登録情報を確認すること。
🤔現場の判断ポイント
⚡ こんな時どうする? — 病害虫防除の判断
もし
出芽直後にネキリムシの食害が見られたとき
ガードベイトA・アクセルベイトを株元散布する。被害株の周辺を重点的に。
もし
直播機に施薬部が無いとき
ダイアジノン粒剤5の全面土壌混和、またはネキリムシ用粒剤の株元散布で対応する。
もし
中生・晩生品種を栽培しているとき
在圃期間が長く、アザミウマ・べと病の被害期間も長くなる。防除をより早め・継続的に行う。
もし
べと病が多発する地域のとき
秋まき移植の散布体系を参照し、予防散布を継続する。発病後の防除は効果が限定的。
作業チェックリスト
🔵 播種時(同時散布の準備)
ダイアジノン粒剤5を播種時に同時散布できるよう準備した(施薬部の設定・作条処理量への換算)
ネキリムシ用の株元散布剤(ガードベイトA 等)を用意した
🟢 出芽後〜越冬前
出芽後に食害の有無を見回りした
食害が見られた場合に株元散布で対応した
🟠 越冬後〜収穫
越冬後、ネギアザミウマをトクチオン・ディアナSC主体に定期散布した
べと病防除を在圃期間に合わせて早め・継続的に実施した(→ 秋まきの散布体系を参照)