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🌱共通育苗技術 — 448穴セルトレイ体系
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448穴セルトレイ育苗の規模計算

1ha = 約500枚 / 育苗場所1a

機械化栽培体系では全自動定植機の仕様に合わせて448穴セルトレイを使用する。規模に応じた育苗場所・資材量の計算が事前準備の基本。

1haあたり必要トレイ数
491〜590枚
(株間10〜12cmで変動)
セルトレイ1枚のサイズ
30×60cm
0.18㎡
育苗場所の目安
1 a
圃場面積の1/100
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全自動播種機(OSE-12等)で土詰め→播種→覆土を一括処理
1haあたり500枚の播種は全自動播種機が必須。播種前に土詰め量・種子繰り出し量の調整を行う。
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播種後:かん水→被覆→温度管理(セル内20℃目安)
乾燥セルが残らないよう丁寧にかん水後、不織布・寒冷紗で被覆。半数以上出芽した晴天日の午前中に被覆除去→即かん水。
種子は毎年新品を購入・前年種子は使用しない
開封後のタマネギ種子は保存で発芽率が急低下する。必ず当年購入の新品コート種子を使用する。
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培土・肥料設定(育苗共通)

マイクロロングトータル280:40g/トレイ
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標準設定:肥効調節型肥料を培養土に混合
マイクロロングトータル280(70〜100日タイプ)を40g/トレイ1枚混合→育苗中の追肥は不要。市販の肥料添加済み培土も利用可。
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目標肥料成分量(1Lあたり)
窒素:900 mg りん酸:1,500 mg 加里:900 mg
直置育苗は培土の肥料成分量の影響が限定的
圃場から水・肥料を吸収できるため、直置育苗は通常培土にこだわらず施肥した育苗畝を活用する。速効性肥料:N 10kg・P 20kg・K 10kg/10aを育苗圃場に施用。
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剪葉管理(徒長防止)— 全自動移植機には17cm上限

⚠ 倒伏したら挽回困難。早めの作業を剪葉機TC-110E等

448穴は密植のため苗が徒長しやすい。徒長すると苗が倒れ隣接株の生育にも影響する。剪葉機で葉先をカットして直立した苗に育てる。

✂ 剪葉の手順
苗長13cm
先端1cmカット(1回目)
苗長17cm
再度カット(2回目)
以降20cm超
適宜カット継続
定植3日前
16cm程度に仕上げ
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1区画ごとに刃先をアルコール消毒
剪葉機を介したべと病等の病害感染を防ぐ。晴れた日の午前中に苗が濡れていない状態で実施する。
17cmを超えると全自動移植機で苗詰まりが発生
移植機の仕様上限として17cmを厳守する。超過すると苗のかみ込み不良・欠株の原因となる。
💡 春まき(遮根・ベンチ育苗)は剪葉が少なめでOK:生育がおとなしいため、2〜3葉目の葉先を軽く切る程度で十分な場合が多い。秋まきの直置育苗は徒長しやすいため回数が多くなる。
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3育苗方式の比較と作型別の選択

直置育苗
  • 大規模・秋まき向き
  • かん水頻度が少なく省力
  • 露地設置が可能
  • 根鉢弱→バインダー培土必須
  • 雑草侵入・トレイ間隙に注意
遮根育苗 ★春まき推奨
  • 大規模にも対応可
  • 根鉢を保ったまま定植
  • 定植後の生育停滞なし
  • 均平整地が必須
  • シート破損に注意
ベンチ育苗 ★春まき推奨
  • 根鉢形成が最優秀
  • 徒長しにくい
  • 高温時は乾燥しやすい
  • かん水頻度が多め
  • 風害対策が必要
方式秋まき春まき根鉢かん水頻度
直置育苗◎ 推奨△(バインダー培土で補完)少ない
遮根育苗◎ 推奨中程度
ベンチ育苗◎ 推奨多い
🚜共通定植技術
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栽植様式(秋まき・春まき共通)

畝幅140〜150cm・4条・株間10〜12cm
24cm 140〜150 cm 4 条 植 え
畝幅
140〜150cm
条間
24 cm
株間
10〜12 cm
1haあたり
22〜26万株
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100m×100m(1ha)に100m畝66本で22〜26万株
大規模機械化体系では大型作業機の作業効率を考慮して枕地(5m程度)防除畝を設定する。
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定植苗の目標と全自動移植機の条件

出葉数
3〜4 葉期
目標草丈
25 cm
葉鞘径
4 mm
⚠ 全自動移植機使用時は定植前に17cm程度に剪葉
17cmを超えると苗詰まりが発生し圃場での欠株の原因になる。定植前日〜3日前に最終剪葉を実施する。
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定植深さの目安 — 一葉基部まで / 深植え厳禁

⚠ 新葉基部以上に土をかぶせない
一葉基部 新葉基部 深植不可
✅ 正しい深さ:一番外側(古い)の葉の基部が土で覆われる深さ
❌ 深植え禁止:新しい葉の基部以上に土をかぶせると生長点が損傷し生育が著しく停滞する
全自動移植機での作業は深さ設定を毎回確認する。定植後に圃場を巡回して深植え箇所をチェックする。