定植準備
培地補充
- 🔧前作終了後、沈下・消耗した培地を新培地で補充
- 🔧培地面を均平にならし、点滴チューブの位置を確認
- 🔧定植前日に十分灌水し培地を湿潤状態に整える
マルチ設置
- 🎯定植前にマルチを設置し、定植位置を決定
- 📏株間は20〜25cm(2条千鳥植え)を目安にマーキング
- ✂️定植穴はホーラー等で開ける。穴径はクラウンサイズに合わせる
定植作業のポイント
植え方・植え付け深さ
- ❶クラウン頂部が培地面と同高さになるよう植える(深植え・浅植え厳禁)
- ❷花芽分化方向(クラウンのアーチ方向)を収穫しやすい向きに揃える
- ❸定植後すぐに原水で十分に灌水して活着促進
花芽の向き(重要)
とちおとめはクラウンの曲がり側から第一花房が出る。果房がベンチの外側(収穫しやすい方向)に向くようクラウンの向きを揃えて定植する。
とちおとめはクラウンの曲がり側から第一花房が出る。果房がベンチの外側(収穫しやすい方向)に向くようクラウンの向きを揃えて定植する。
定植後の管理(8月上旬〜10月中旬)
定植直後〜活着期(1〜2週間)
- 💧原水のみで灌水(肥料分なし)。萎れが見られたら即増水
- 🌡️ハウス内温度:最低15℃以上・最高30℃以下を目標に管理
- 👁️溢泌液(早朝の葉縁水滴)確認で活着状態を判断
芽の整理(活着後〜)
活着確認後、クラウン基部から発生した弱小腋芽を摘除し、主芽1本への養分集中を図る。とちおとめは腋芽発生が少なめだが、定植後の旺盛な時期には複数の芽が同時に発達することがある。
この時期は「株を大きく育てること」が最優先。花房が発生しても除去し、根群とクラウンの充実に専念する。
ランナー摘除
定植後も旺盛にランナーが発生する。果実生産を目的とする実取り苗ではランナーはすべて除去する。週1〜2回の巡回で見落とさず摘除する。
この時期の給液管理
| ステージ | EC目標値 | 頻度 | pH |
|---|---|---|---|
| 活着期(定植後〜1週) | 原水(EC 0) | 萎れに応じ随時 | 5.5〜6.5 |
| 活着後〜花芽分化期 | EC 0.2〜0.4 mS/cm | 1日2〜3回 | 5.5〜6.5 |
花芽分化期前後の注意点(9〜10月)
施肥・給液の過多に注意:過剰な窒素は花芽分化を抑制する。この時期は給液ECをやや低めに抑え、草勢を旺盛にしすぎない。
花芽検鏡で確認:9月中旬〜下旬に花芽検鏡を実施し、分化状況を把握する。50%以上分化していれば日長処理・加温への移行を準備する。