着果習性と継続収穫のメカニズム
すずあかねは主芽・腋芽それぞれに花房が継続的に発生する。1花房が収穫を終えると次の腋芽から新たな花房が出蕾する。収穫終了時には7芽前後の腋芽が発達した状態になる。
収穫適期の判断
- 🍓果皮の着色が全体の9割以上に達した段階で収穫
- 💪すずあかねは硬果性が高く、適期収穫なら輸送性・日持ちは良好
- 📅開花後 夏季25〜30日・晩秋〜冬季 40〜50日程度で収穫期
収穫適期の果実(着色9割)
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左:収穫適期(橙赤色均一) 右:早取り(先端が白い)
収穫方法と果実温度管理
収穫方法
- 果実表面に指が触れないよう果柄(ヘタ上)を持って収穫
- 緩衝材入りの浅箱を使用し、重ならないよう並べる
- 1コンテナに詰め込みすぎない(2〜3段以内)
- 収穫後は直射日光・高温を避けて速やかに運搬
果実温度管理
果実温度が高いと急速に傷む。収穫後は速やかに3〜5℃の冷蔵庫へ搬入し、果実温度を下げてから出荷調整作業を行う。
収穫コンテナへの並べ方
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細果房の摘除
草勢が低下したときや着果過多のとき、果実が極端に小さい花房(細果房)が発生する。細果房をそのままにすると商品果率が下がり株も消耗する。
| 摘除の判断基準 | 対応 |
|---|---|
| 花房の太さが通常の半分以下 | 花柄の根元からハサミで切除 |
| 果実が通常より明らかに小さい | 早めに除去し養分を残りの花房に集中 |
| 細果房が多発している | 草勢低下のサイン → 給液EC・灌水量を見直す |
古葉摘葉
摘葉の対象と頻度
| 黄化・褐色化した古葉 | 発見次第除去 |
| 地際に寝そべった葉 | 病害源になる前に除去 |
| 果房に覆いかぶさる葉 | 着色不良防止のため優先除去 |
一度に大量の摘葉は草勢を急低下させる。1回あたり2〜3枚を目安に継続的に実施する。
摘葉後の株元の状態
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週次チェックリスト(収穫期)
⚠ 要注意・対処が必要
- !細果房・小玉果が増えている → 給液・草勢を見直す
- !着色不良(先青・白い部分が残る)→ 摘葉・遮光を確認
- !果皮割れが増えている → 温度・湿度管理を確認
- !収穫後に急速に軟化している → 予冷の徹底
- !灰色かび病が果実に発生 → 即摘除・薬剤防除
✓ 正常サイン
- ✓果皮が鮮やかな橙赤色に均一着色している
- ✓1果重が品種基準(大果)を維持している
- ✓次の花房が出蕾して着果している
- ✓株元の通気が確保されている
- ✓収穫後の果実が3〜5℃で保管されている