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⑤ 果実品質管理

機能性成分管理——リコペン・VC・ポリフェノール

TOMATOES 2nd Editionが強調する品質管理の新たな軸。リコペン・ビタミンC・ポリフェノールは市場付加価値と直結する。収穫タイミング・温度・光管理が成分含量を左右する。

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主要機能性成分と含量に影響する管理因子

成分主な健康機能含量を高める管理注意点
リコペン抗酸化作用・活性酸素消去完熟収穫・高温(25〜30℃)・赤色品種選択30℃超ではリコペン合成が抑制される
ビタミンC(アスコルビン酸)免疫機能・抗酸化高日射・低温(果実成熟期)・適度な水分ストレス高温・過熟で分解が進む
β-カロテンビタミンA前駆体・抗酸化高日射・完熟・黄色〜橙色品種品種依存性が高い
ポリフェノール(クロロゲン酸等)抗酸化・抗炎症紫外線照射・低温ストレス・適度な水分ストレスミニトマトで大玉より高含量の傾向

機能性成分の栽培管理への応用

  • リコペンは完熟(果肩部まで赤く着色)してから収穫することで最大化。早どりでは含量が低い
  • 成熟期のハウス内温度が25〜30℃になるよう管理。35℃超ではリコペン合成が止まる
  • 日射量の多い春〜初夏収穫果実は機能性成分含量が高い傾向
  • 機能性をマーケティングに活用する場合は、品種選択も重要。リコペン高含量品種の選択肢もある
「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉通り、完熟トマトのリコペン・VC含量は最大化される。完熟収穫と適切なポストハーベスト管理がセット。