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② 環境制御

LED補光——時間帯・効果・費用対効果

夕暮れ延長より早朝・午前中補光が効果的。電気代の安い深夜料金帯(〜8時)と光合成効率の高い午前中の組み合わせが実用的な最適解。

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補光時間帯別の効果比較

パターン点灯時間帯電気代増収効果推奨度
早朝集中型4〜8時(約4h)低い(深夜料金)中〜高◎(コスパ優先)
午前中型7〜12時(約5h)中〜高高い◎(増収優先)
夜間型22時〜翌8時低い(深夜料金)高い○(設備投資済み)
夕暮れ延長型16〜19時中〜高低い✗(非推奨)
「弱光時だけON/OFF」制御は通し補光より減収になった実験データあり(浜本ら2010)。頻繁な切り替えは光合成の立ち上がりロスが積み重なる。

夕暮れ補光が効果薄な理由

  • 夕方はハウス温度が下がり始め、光合成酵素(Rubisco)の活性が低下
  • 湿相対湿度が上昇しやすく、飽差が下がって気孔開度が低下
  • QDQD(クイックドロップ)を行うべき時間帯と重複。補光より転流促進を優先する時間帯

重要な注意事項

補光とCO₂施用は必ずセットで管理。光だけ増やしてもCO₂が律速になれば効果が半減する。また早朝加温とも連動させること。
トマトは中性植物(日長に関係なく花芽形成)なので夜間補光でも花芽形成に影響しない。